Record China 2022年1月18日(火) 11時20分
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今年2月に開催される北京冬季五輪について、大会組織委員会がチケットの一般向け販売は行わないことを発表。中国では「羽生結弦が見たかったのに」との声が上がっている。写真は国家スピードスケート館。
今年2月に開催される北京冬季五輪・パラリンピックについて、大会組織委員会がチケットの一般向け販売は行わないことを発表。中国のネット上では「羽生結弦が見たかったのに」との声が上がっている。
組織委員会は17日夜、新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、チケットの一般販売は行わず、国内の「感染対策への要求をクリアしたグループ」のみを招待して観戦させると発表した。組織委員会はこれまで海外からの観客の受け入れは見送り、国内の居住者のみを対象にチケットを販売するとしてきた。
中国のネット上では「北京在住でないと無理だろうな」「きっと北京市内の国営企業で枠はいっぱいだろう」「観客はみんな内部で手配。一般市民は期待するだけ無駄」「『感染対策への要求をクリアしたグループ』ってなんだよ。陰性ならみんなクリアしてるんじゃないのか?」といった声や、「ああ、羽生結弦を見に行けなくなったよ」との声が寄せられた。
また、羽生のファンからも「またコロナを恨む理由が増えた」「大声で泣いたよ」「チケットがどんなに高くても行こうと思ってたのに」「ツイッターにこのことを投稿して、彼(羽生)に知らせよう。応援に行かないのではなく、行けないのだと(泣)」「感染状況を見てこうなるんじゃないかと思ってたよ(涙)」と落胆の声が上がった。羽生は中国でも非常に人気が高く、事前に募集した選手らへの応援はがきの数ではダントツだったと伝えられている。
なお、組織委員会はどのようなグループを招待するかや、招待する人数などは明らかにしておらず、AFP通信は「公務員や国有企業の関係者が招待される可能性が高い」と報じている。(翻訳・編集/北田)
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