長引く新型コロナ、ぜいたく品市場が活況なのはなぜ?

Record China    2022年1月19日(水) 6時20分

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中国中央テレビが16日、ロールス・ロイスの販売台数が117年の歴史における最高を記録したと報じたところ、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真はロールス・ロイス。

中国中央テレビ(CCTV)が16日、新型コロナウイルスの流行下でロールス・ロイスの販売台数が117年の歴史における最高を記録したと報じたところ、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

CCTVの財政・経済チャンネルの中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントは16日、「新型コロナの流行下で貧富の差がさらに広げられた。収入が減った人は少なくないが、最近発表のデータによると高級車を代表するブランドの一つであるロールス・ロイスの販売台数は2021年に117年の歴史における最高を記録。前年比49%増の5586台に達した」と紹介。さらに「高級車に限らず、ぜいたく品業界全体が昨年は好調だった」とし、世界の個人に対するぜいたく品販売額が昨年は約29%増えて2830億ユーロ(約37兆円)に上ったと報じられたことを伝えた。

この額はコロナ前の19年を上回るものだといい、中国のネットユーザーは「新型コロナはぜいたく品を購入できる人に影響を及ぼせない」「リベンジ消費だと思う」「心配を解消してくれるのはグルメと美しい物だけ」などと反応。また、「新型コロナ流行下でぜいたく品業界が活況なのはなぜか?」とのワードをめぐり、「景気後退は大部分の人にとって失業や破産、貯蓄重視、収入や支出の減少を意味するが、一部の人にとっては富の増加、新たなビジネスチャンスの発見、お金を使うことを意味する」「もともとお金のある人は新型コロナ流行下でより多くのお金を持った。資金力のない企業や個人事業者は耐えることができず、最後には資源と富がゆっくりとお金持ちの方に歩み寄った」などの意見が寄せられている。(翻訳・編集/野谷

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