人民網によると、四川省で子ども2人が草を燃やして遊んでいたところ、付近に駐車していた自動車に燃え移るトラブルが発生したと報じた。

記事によると、同省内江市にある団地で先日、子ども2人が抜いた草に火を付けて遊んでいた。最初は広い場所で火を着けようとしていたが、なかなか着火しなかったため、2人は風を避けるためにそばに停めてあった自動車2台の間に移動して草を燃やし始めたようだ。

草は燃え始めたものの量が少なく火の勢いが小さかったため、子どもたちはさらに草を抜いて火の中に投入した。すると火の勢いが想像以上に大きくなり、驚いた子どもたちは火を消すことなくそのまま逃げ去った。出火しているのを見た女性が消防に通報し、火は消し止められたものの、自動車1台が激しく燃えて焼け焦げてしまった。

このトラブルについて、中国のネットユーザーは「子どもを連れてきて謝らせるとともに賠償させるべき。生きた教訓にしなければ」「冬休みの宿題が少なすぎるんだな」「冬休みの期間、親は気を緩めてはいけない」「保護者はそこに車を停めている方が悪い、火遊びの邪魔になるじゃないかって言いそう」「死傷者が出なかったのが不幸中の幸いだ」「冬は草木が乾燥するから火災が起きやすいんだよ」「車の持ち主は新車が手に入るって喜んでたりして」といったコメントを残している。（翻訳・編集/川尻）