anomado 2022年1月10日(月) 10時10分
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中国の俳優マー・ティエンユーがこのほどバラエティー番組の中で、5歳の時に亡くした母親の死について語り、ネットユーザーからも「胸がつまる」と、深い悲しみを思いやる声が上がっている。
中国の俳優マー・ティエンユー(馬天宇)がこのほどバラエティー番組の中で、5歳の時に亡くした母親の死について語り、ネットユーザーからも「胸がつまる」と、深い悲しみを思いやる声が上がっている。
ドラマ「三国志 Secret of Three Kingdoms」など、数々の映画やドラマで知られるマー・ティエンユーが、7日放送の人気バラエティー番組「青春環遊記」シーズン3にゲスト出演。幼い頃に母親を亡くし、負債を抱えた父親と離れ、祖父母のもとで経済的に困難な子ども時代を送ったことは今までにも知られていたが、番組では母親の死についての経緯を語っている。
マー・ティエンユーによると、母親の死は自殺であり、家庭生活での圧迫に悩んだのが原因だった。当時5歳だったマー・ティエンユーは母親にお金を渡されて、睡眠薬を買ってくるよう頼まれ、残ったお金でチョコレートを買ってもいいと言われたという。「もしあの時にチョコレートを食べたいと思わなければ、母のない子どもにならなかったかもしれない」と、自責の念をにじませながら語っている。
またマー・ティエンユーによると、母親は自分を道連れにしようとしたが、彼自身は助かったという。この衝撃的な話を聞き、番組にレギュラー出演する俳優ヤン・ヤン(楊洋)や、歌手で俳優のファン・チョンチョン(范丞丞)、コメディアンのジア・リン(賈玲)らも涙を浮かべており、「胸がつまる」「どんな思いで生きてきたのだろう」などと、ネットでもマー・ティエンユーの心情を思いやる声が上がっている。
35歳のマー・ティエンユーは、家計を支えるため16歳で北京に出て、2006年の歌手オーディション番組「加油好男兒」をきっかけに19歳でデビュー。その後は俳優としても着実にキャリアを積んできた。しかし先月トーク番組の中で、すでに家族の生活を支える負担がなくなったため、「自分の人生を送りたい」と引退を考えていることを口にし、大きな反響を巻き起こした。(Mathilda)
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