Record Korea 2022年1月9日(日) 18時0分
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韓国で8年近く固定されていたスターバックスのアメリカーノの価格が、値上げの兆しを見せている。写真はスターバックスのコーヒー。
2022年1月6日、韓国・中央日報によると、韓国で8年近く固定されていたスターバックスのアメリカーノの価格が値上げの兆しを見せている。
記事によると、スターバックスコーヒーコリアは最近、アメリカーノの価格引き上げを積極的に検討しているという。理由としては、「豆の価格の急騰など原価高騰による経営圧迫が著しい」ことを明らかにしている。
スターバックスは2014年7月にアメリカーノ(トールサイズ)の価格を3900ウォン(約377円)から4100ウォン(約396円)に引き上げて以来、7年6カ月の間維持してきた。これまでにも「値上げ説」何度かあったが、実際には行われていなかった。そのためスターバックスは、「coffee bean」(4800ウォン、約464円)、「Paul Bassett」(4700ウォン、約454円)、「Angel-in-us Coffee」(4300ウォン、約415円)、「PASUCUCCI」(4300ウォン)などのカフェチェーン店に比べて、アメリカーノを安く提供できていたという。
しかし記事は、「豆の価格の急騰によりついにスターバックスも白旗を挙げることになる見通し」と報道。先月、米ニューヨークのICE先物取引所ではアラビカ豆が1ポンド(約454グラム)当たり2.5ドルで取り引きされ、10年ぶりに最高額を記録した。アラビカは世界のコーヒー豆の生産量の60%を占める代表的な品種だが、干害や霜害などの天候不順による生産不足や、新型コロナウイルスによる物流難のため世界中で値上がりの動きが広がっているという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「白旗というから価格引き下げかと思ったのに」「韓国のスターバックスは外国よりも高い」「豆の価格が上がったらコーヒーも値上がりするのに、下がった時は絶対に値下げしないよね」「豆の価格ではなく、人件費や家賃、税金が問題なのでは?」など、反発の声が相次いでいる。
一方では、「コーヒーが4100ウォンなら安い方でしょ。6000ウォン(約579円)する所だってある」「それぞれの所得水準に合わせて飲めばいいだけ」「コンビニで買えば1500ウォン(約145円)で、みんなおいしいと言ってるよ。わざわざ4000~5000ウォンも払って飲む必要が?」「日本のように高ければ買わないようにして、値上げできないようにすればいい」などの反応も見られた。(翻訳・編集/丸山)
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