Record China 2021年12月30日(木) 7時50分
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中国陝西省西安市では9日から新型コロナウイルスの感染が拡大し、23日からロックダウン措置が取られている。そうした中、厳しい規制を逃れるため徒歩で100キロ移動した男性が公安当局から行政処分を科された。
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中国中部の陝西省西安市では9日から新型コロナウイルスの感染が拡大し、23日からロックダウン(都市封鎖)措置が取られている。9日以降の累計感染者は28日時点で800人を超えた。
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中国のニュースサイトの中国新聞網によると、西安市の南方にある寧陝県の公安当局はこのほど、コロナ規制を逃れるため西安市の北西方にある咸陽市から徒歩で移動してきた西安市在住の男性を発見し、男性に対し、集中隔離措置を取るとともに、規制に従わずに対策活動の秩序を乱したとして治安管理処罰法に基づく行政処罰を科したことを明らかにした。
男性は16日、咸陽市の西安咸陽国際空港から徒歩で西安市鄠邑区を経由して秦嶺の山間部に入り、途中の鎮や村でのコロナ検査を逃れ、24日に寧陝県広貨街鎮蒿溝村に入ったところを発見された。
中国メディアの鳳凰網によると、西安咸陽国際空港から蒿溝村までのルートをナビアプリで検索すると距離は約100キロで、男性は各地での検査から逃れるために迂回(うかい)するなどしたことから、実際にはそれ以上の距離を歩いたとみられる。(翻訳・編集/柳川)
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