Record Korea 2021年12月28日(火) 7時20分
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27日、韓国・MBCによると、韓国与党「共に民主党」の大統領候補、李在明氏が「韓国と日本の関係はよく『近くて遠い』と表現されるが、今後は『近くて親しい』関係になったらいい」との考えを示した。資料写真。
2021年12月27日、韓国日報によると、韓国与党「共に民主党」の大統領候補、李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事が「韓国と日本の関係はよく『近くて遠い』と表現されるが、これからは『近くて親しい』関係になったらいい」との考えを示した。
記事によると、李候補は同日、相星孝一・駐韓日本大使と面会し「日韓関係は互いに認め合い、未来志向的に協力していくことが望ましい」と述べた。
また、「韓国と日本の関係は多層的」だとし、「国と国の関係は永続的であり、国民と国民の関係は人間中心的でなければならず、政権と政権の関係は非常に流動的だ」と説明。その上で「韓国と日本が平和に共存して共同繁栄し、国民同士も交流して理解し合いながら、より良い人生を未来志向的に作っていけたらいい」と強調したという。
さらに、非公開の面会では「できるだけ早く、虚心坦懐に条件を付けずに岸田首相と面会したい」との考えも示した。これに対し相星大使は「報告書を出して李候補の思いを伝える」と答えたという。
李候補の発言について記事は「『実用主義外交』のために日韓の未来志向的な関係に言及して安定感を強調した」とし、「歴史問題や領土問題、福島処理水問題などで日本に強硬発言をしてきたこれまでの姿とは正反対だ」と伝えている。
これを見た韓国のネットユーザーからは「すでに大統領の風格」「李候補は日本が一番恐れている候補。だから応援する」「未来志向的に進んでほしい。文在寅(ムン・ジェイン)政権では何も解決しなかった」など支持する声が上がっている。
一方で「親日親中だったのか」「ついこの前まで反日発言をしていたのに」「支持率によって言動を変えるから何も信じられない」「未来志向的は日本が好きな言葉。過去の歴史の独島(竹島の韓国名)についてはなぜ触れなかったの?」「条件を付けて会うべきだ。徴用工問題を議論できないなら会う意味がない」など反発の声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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