Record China 2021年12月27日(月) 17時20分
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フィギュアスケートの羽生結弦が成功を目指す4回転アクセルについて、中国国営の央視新聞は「ハイリスク・ローリターンの技」だと報じた。写真は中国の学校のモニターに羽生の映像が流れる様子。
フィギュアスケートの羽生結弦が成功を目指す4回転アクセル(4A)について、中国国営の中央テレビ(CCTV)のニュースサイト・央視新聞は「ハイリスク・ローリターンの技」だと報じた。
羽生は24日に行われた全日本選手権ショートプログラム(SP)で今季世界最高得点となる111.31点でトップに立った。央視新聞の記事は「世界に絶対王者の帰還を知らしめた」と高く評価した。
26日のフリーでは4Aを転倒することなく着氷。採点の結果、ダウングレードとなり「成功」こそならなかったものの、その後のジャンプをすべて成功させ、2位に30点近い差をつけて優勝した。記事はフリーについても「圧巻」の演技と評している。
記事は、4Aについて「ジャンプの基礎点は12.50点と他の4回転ジャンプ(最高でルッツの11.50点)よりも1点しか高くない。点数的にはハイリスク・ローリターンと言える」とする一方、羽生がその習得に並々ならぬ力を注いできたことに触れ、「4Aには羽生のあきらめることのできない夢が託されているのだ」と説明した。
そして、羽生が試合後に「出るからには勝ちたい」と北京五輪への意欲を改めて示したこと、そして4Aへのチャレンジを続けることを明言したことを伝えている。(翻訳・編集/北田)
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