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中古品取引市場規模が18兆円を突破、買っているのは誰?―中国

人民網日本語版    2021年12月9日(木) 6時50分

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中国の中古品取引市場規模が18兆円を突破した。

「買い手」から「売り手」へ、ますます多くの消費者がこのように立場を頻繁に転換させており、その背後には日に日に活発になる中古品取り引き市場がある。消費意識のレベルアップ、環境保護の理念の推進に伴い、不要品の取り引きはトレンドの生活スタイルになり、手元にある使わなくなった不要品も別の人のところで宝物に変わるようになった。中国青年報が伝えた。

■中古品取り引きのスタイルが豊富に

オンライン取り引きは現在の中古品の主要取り引きルートだ。中国の調査会社・艾媒諮詢(iiMedia Research)が発表したデータでは、中古品EC取り引きの規模は2019年の2596億6000万元(約4兆6738億8000万円)から20年の3745億5000万元(約6兆7419億円)に増加した。一方で、中古品市場取引額全体は1兆元(約18兆円)を突破した。

オフライン中古品取り引き店もますます増え、中古品取り引きの中核的機能をめぐって、オフライン店はより多様な属性を備えるようになった。

北京市順義区には特別な中古品店の衆愛慈善市場がある。取り扱う中古品はすべて売り手が無償で寄贈したもので、家電、日用品、カバン、アクセサリーなどが並んでいる。商品を整理し棚に並べるのはボランティアの店員で、売り上げはすべて公益活動に当てられる。

今年は人気古書取り引きプラットフォームの「多抓魚」が北京市三里屯に実店舗を構えた。3フロアある店内にはさまざまな書籍や画集が所狭しと並べられ、中古品取り引きが行われると同時に、社交的な属性も帯びるようになった。週末によく来て店内をぶらぶらするという江さんは、よくSNSプラットフォームでネットユーザーに同店をすすめ、「本を買うこともできるし、読み終わった本を売ることもできる。ここにある本はみんなリサイクルされ、必要とする人、好きな人のところに届くようになっている」などと発信している。

日常的なものだけでなく、高級なぜいたく品の中古品市場もますます熱くなっている。外資系企業で働く蘇さんは、「この1年ほどで北京に中古のぜいたく品の販売やそれを委託する店がかなり増えたことに気がついた。数年前にとある国際的ビッグブランドの定番バッグを中古で探した時は、代理購入で日本の中古品店から買うしかなかった」と振り返った。

他の中古品と同様、中古のぜいたく品はコストパフォーマンスが高く、リサイクル経済、環境保護の追求といった要因がどれも若い購入者を引きつける要因になっている。

■中古品を買っているのは誰?

今年1-6月、中国の中古品EC業界では9件の投資・融資が行われ、その背後には中古品経済に対する資本サイドの高い評価が垣間見られた。

北京市東城区のある古着店は最近、ネットユーザーに評判の必ず訪れたい人気スピットになった。店内には1970年代、80年代、90年代の衣類、アクセサリー、靴類、カバン類などが並んでいる。店員の話によると、「お客様は主に『95後(1995年から1999年生まれ)』と『00後(2000年代生まれ)』。今はレトロブームで、昔の服にはその時代ならではのデザインや製法が採用され、1点ものもある。それでファッションを追求し、独自路線を行く若者に人気だ」という。

中古品取り引きで扱われるものの中では、携帯電話、コンピューター、テレビなどの3C製品(コンピューター、通信機器、家電)の占める割合も大きい。中古品取り引きECプラットフォーム「転転集団」が最近発表した中古品の「ダブル11(11月11日のネット通販イベント)」成果データによると、11月10日午後8時から12日午前0時までの28時間で、同集団のB2C業務での3C製品の1つ、携帯電話の決済取引量が17万1000件に上り、C2B業務での携帯電話回収業務の引渡注文量も5万7000件を超えた。今年初めに万物新生ビッグデータ研究院が発表した「中古3C消費年度報告2020」によると、20年には中古3C製品の消費層のうち、35歳以下の若い人の割合が70%、男性の割合が78%に達したという。

中古品取り引きが活発に行われる品目にはベビー・マタニティー用品もある。子どもの成長が速く、用品の入れ替わりサイクルが速いため、子育て中のママも中古品取り引きの重要な担い手だ。

また、漢服やロリータファッションなどは非常に高額で、日常的には着る機会が少ないことから、これらも中古品取り引きの主要品目だ。消費者は「95後」が多い。

データ研究機関のQuestMobileが発表した報告は、「90後(1990年代生まれ)」は不要品取り引きの主要層で、特に北京や上海などの一線都市ではアクティブユーザーの割合がとりわけ突出している」と伝えた。リサーチ会社の易観国際が発表した業界インサイト報告は、「ユーザーの年齢を見ると、35歳以下の層が中古品ECの中心ユーザーで、『80後(1980年代生まれ)』と『90後』の商品消費に対する態度はコストパフォーマンスを重視するとともに、(自身の経済水準を超えた)ハイレベルの消費をしたいと考えるというもので、消費高度化を引っ張る主要層になっている。また、1995年から2009年までの間に生まれた若者も中古品ECの潜在的なユーザーだ」と指摘した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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