2014年5月22日、台湾外交部によると、ベトナムが今年初めに電子ビザを開始した際、台湾の国民に発給するビザの国籍欄が「China（Taiwan）」となっていたが、交渉の結果「Taiwan」に修正された。ベトナム側はシステムエラーによるものと弁明している。23日付で環球時報（電子版）が伝えた。

【その他の写真】

また、外国人と海外居住のベトナム人対象のオンラインビザ申請システムでも、台湾の国籍欄が「China（Taiwan）」と表示されていたが、台湾側の厳しい反応を受け、「Taiwan」に修正された。

台湾外交部亜東太平洋司の陳龍錦（チェン・ロンジン）副司長によると、台湾側がベトナム側と交渉し続けた結果、現在はベトナムが台湾の国民に発給するビザの国籍欄と公式ウェブサイトのオンラインビザ申請システムにおける表示はいずれも従来の「China（Taiwan）」から「Taiwan」に修正されている。

しかし、ベトナムが台湾の国民に発給する結婚ビザや暫定居住許可証では現在もなお「China（Taiwan）」の表示となっており、台湾側は継続して交渉を行っている。（翻訳・編集/藤）