女優のヤン・ミー（楊冪）と男性俳優のウィリアム・チャン（陳偉霆）が主演する中国ドラマ「斛珠夫人」の独占配信が10日から動画配信サービスの騰訊視頻（テンセント）で始まったが、ネット上では賛否両論となっている。

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「斛珠夫人」は人気ネット小説を実写化したもので、架空の九州大陸で繰り広げられる朝廷と後宮の権力闘争と愛憎を描くファンタジー作品。騰訊ビデオがプロデュースするSランクの作品と言われ、今年放送された他の時代劇に続く「裏切り作品」になると、後続の武侠ドラマ「雪中悍刀行」へのしわ寄せ必至で、制作側はハラハラ見守っているという。

「斛珠夫人」は現在、6話までリリースされているが、総視聴回数はすでに2億回を突破。ファンの間では「原作のファンだけど、ドラマはよくできていると思う」「ウィリアムはクールなキャラを演じているが、細かい表情やしぐさで厚みのあるクールさを表現している」「ヤン・ミーの時代劇は裏切らないね。美男美女の共演に期待！」「主演、制作のクオリティー、原作の再現度、すべてにおいて申し分ない」など、主演のビジュアルや演技、制作のクオリティーなどを絶賛する声が相次いでいる。一方で「ウィリアム・チャンのヘアスタイルが似合ってない」「35歳のヤン・ミーはまだファンタジー時代劇？」といった異議も一部で聞こえている。

2018年6月配信開始の「扶揺（フーヤオ）～伝説の皇后～」以来、約3年半ぶりに時代劇を演じるヤン・ミーと、これまでチャオ・リーイン（趙麗穎）やリウ・シーシー（劉詩詩）、グリナザ（古力娜扎）といった人気女優とカップルを演じてきたウィリアム・チャン。2人は「斛珠夫人」でどのようなケミストリー（化学反応）を起こしてくれるのか。ドラマ「永遠の桃花～三生三世～」に続くヒット作になるのか。しばらく目が離せない。