Record China 2021年11月14日(日) 12時20分
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日本の華字メディア・中文導報網は10日、「日本の電車で立て続けに無差別事件が起きた」とする記事を掲載した。写真は東京。
日本の華字メディア・中文導報網は10日、「日本の電車で立て続けに無差別事件が起きた」とする記事を掲載した。
記事は「なぜ、平和で礼儀正しく見える日本で今年は『通り魔』が頻繁に現れるのか」と述べ、この約3カ月の間に起きた事件を列挙。10人が負傷した小田急線での無差別刺傷事件(8月6日)をはじめ、先月31日に起きた京王線での事件、今月8日の九州新幹線放火未遂事件など5件に言及し、「100日に満たない間に関東から九州にかけて5件の事件が起きた」と述べるとともに、この5件の中に模倣犯の問題が含まれることも指摘した。
そして「これは偶然なのか、それともコロナ禍で人々の生活状態と心理的な危機が新たな限界を迎えたのだろうか」と問い掛けるなどした上で、無差別殺傷事件に関するあるデータに言及。「2013年の法務総合研究所の調査によると、無差別殺傷事件の調査対象52人のうち、男性は51人、女性は1人、20~30代の男性が59%を占めた」などとし、さらに「最近、日本でこのような事件が頻発していることを踏まえると、その犯行動機を理解し自己防衛の手段を学ぶ必要がある」と主張した。
記事は、危機管理の専門家の意見として車内で危険な目に遭いそうになった場合は「逃げる」「隠れる」の他、「逃げることができない場合はバッグや傘などを相手に投げ付けて邪魔や時間稼ぎをする」方法があると説明。記事はまた、危険に遭遇したら多くの人と協力することを呼び掛け、「表面的に安定していても暗がりで動揺しているこのような時期、自分を大切にしてください」とも訴えた。(翻訳・編集/野谷)
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