米CNN、日本の「ダメさ」引き合いに北京冬季五輪の盛り上がりを報じる―中国メディア

Record China    2021年11月5日(金) 23時40分

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3日、中国メディアの観察者網は、北京冬季五輪に向けた中国国民のモチベーションの高さを、米メディアが東京五輪時の日本人を引き合いに出して紹介したと報じた。

2021年11月3日、中国メディアの観察者網は、北京冬季五輪(2022年2月4日~20日)に向けた中国国民のモチベーションの高さについて、米CNNが東京五輪時の日本人を引き合いに出して紹介したと報じた。

記事は、北京冬季五輪・パラリンピックの開催まで100日を切り、大会ボランティアの研修作業が本格的にスタートしたと紹介。米CNNが3日、公式データとして大会組織委員会が募集したボランティア人数2万人に対し、100万人近い市民が応募したと伝えるとともに、中国国民の五輪・パラリンピックに対する熱意について「日本人に嫌われた東京五輪」と比較した、と伝えた。

そして、CNNが東京五輪について「日本政府が新型コロナの感染状況や民意を顧みずに五輪の開催を決定したことで大きな議論を呼び、市民の五輪への支持率は直線的に低下していった」とし、「当初は約8万人がエントリーしていたボランティアのうち、昨年6月中旬時点で1万人がコロナ感染を心配して辞退するに至った」と報じたことを紹介している。

また、東京五輪と北京冬季五輪で市民のモチベーションに大きな差が出ている理由として、CNNが両国政府による感染対策の違いを挙げ、「中国市民のモチベーションの高さは、中国の防疫措置に対する自信が表れている」としたほか、「中国国内のワクチン接種も日本と比べて驚くべき速度と効率で進み、中国人の自信向上に貢献した」との見解を示したことを伝えた。

記事は、北京冬季五輪・パラリンピックの開催は国際社会も注目しており、10月31日に批准されたG20サミットの「ローマ首脳宣言」でも同大会について言及があり、世界各国のアスリートにとって重要な機会であるとともに、「人類の粘り強さの象徴」として期待するとの文言が盛り込まれたと紹介している。(翻訳・編集/川尻

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