人民網日本語版 2021年10月30日(土) 6時50分
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9月現在の中国全土の充電インフラは前年同期比56.8%増の累計222万3000カ所に上っている。
中国電気自動車充電インフラ促進連盟の最新データによると、9月現在の中国全土の充電インフラは前年同期比56.8%増の累計222万3000カ所に上っている。中国はすでに世界最大規模の充電施設ネットワークを構築した。人民日報が伝えた。
「P5駐車エリアには複数の直流急速充電ポールがある。利用客を待つ間に充電でき、スピーディーで便利だ」。オンライン配車ドライバーの李さんは連日、山東省青島市の膠東国際空港の充電スタンドで充電している。特来電新能源股份有限公司の運営センター責任者の劉忠誠氏によると、同社は充電ポールを計35万本設置しており、累計充電量は97億kWhにのぼっている。
同連盟のデータによると、1−9月の公共充電ポール新設数は前年同期比164.5%増の23万7000本に上った。9月末時点で前年同期比72.3%増の104万4000本が設置されていた。
湖北省武漢市在住の丁逸さんは、団地内に個人用の充電ポールを設置した。「夜に帰宅してから充電する。8000キロメートル運転しても消費電力は1600kWhにも満たない。新エネ車はお金の節約になり便利だ」。
新エネ車の市場普及率が10%を上回り、政策の支援と多方面の共同の努力により、9月末時点の中国の個人用充電ポール設置数は前年同期比178.5%増の102万4000本に上っている。
江蘇省無錫市の蔚来ブランドの自動車を持つ朱敏凱さんは、バッテリー交換ステーションで新エネ車のバッテリーを交換していた。車の電力量は5分後に満タンになった。朱さんは、「バッテリー交換サービスを利用するのはこれで198回目だが、便利でスピーディーだ」と述べた。蔚来汽車の共同創業者である秦力洪氏によると、同社は10月20日時点で全国でバッテリー交換ステーションを546カ所建設している。
工業・情報化部と国家エネルギー局は今年下半期より中国全土で、新エネ車バッテリー交換スタイル応用試行事業を共同で展開している。関連政策の推進により、中国のバッテリー交換ステーションが急増しており、2020年末の555カ所から今年9月末の890カ所に増えている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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