anomado 2021年10月27日(水) 22時50分
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「グッチ」が中国のブランドアンバサダーに歌手で俳優のシャオ・ジャンを起用したことで、中国版ツイッター・微博では関連投稿の閲読数が5億8000万を超え、大きな話題となった。写真はシャオ・ジャン。
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高級ブランド「グッチ(GUCCI)」が22日、中国のブランドアンバサダーに圧倒的人気を誇る歌手で俳優のシャオ・ジャン(肖戦)(30)を起用したことで、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では関連投稿の閲読数が5億8000万を超え、大きな話題となった。
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一方で、「陳情令」の大ヒット後にたけり狂ってきたシャオ・ジャンのアンチは今回も案の定、シャオ・ジャンだけでなく、グッチに対する嫌がらせのコメントを相次ぎ投稿し炎上する事態となった。中には「シャオ・ジャンを選んだグッチ、さようなら~」「これでグッチも終わったね!」など、ブランドボイコットを呼び掛けるコメントも書き込まれ、波紋を呼んだ。
このようなシャオ・ジャンとグッチの提携を妨害する動きは半年前からあったとみられるが、最終的にグッチのアンバサダーに就任することでシャオ・ジャンの絶大な人気が証明される結果となった。グッチはなぜアンチの多いシャオ・ジャンを選んだのか。高級ブランドは広告塔を選定する時、何に着目しているのか。
まず挙げられるポイントは、アンチによる妨害活動の最盛期が過ぎたこと。去年の大半は「227事件」の影響でシャオ・ジャンは活動自粛に追い込まれたが、10月ごろから主演ドラマの「狼殿下」と「斗羅大陸」が相次ぎ放送され、またCMに出演した商品が飛ぶように売れ、人気の健在ぶりを誇示してきた。
次に挙げられるのは、スキャンダルがなく、ブランドイメージが守られること。代理母騒動の女優ジェン・シュアン(鄭爽)や、未成年を含む複数の女性への性的暴行の疑いで逮捕された俳優で歌手のクリス(呉亦凡/ウー・イーファン)など、スキャンダルが出るとブランド側はリスク回避のためにCMを打ち切るのだが、「スキャンダル無縁」の芸能人として知られるシャオ・ジャンは自己管理が徹底していてブランドイメージが損なわれる心配がないと判断されているようだ。
最後に挙げられるのは、スターにアンチは付き物で、一流ブランドはシャオ・ジャンに付きまとう表向きの負の要素を見抜いて、真の商業価値を理解していると思われている。
これから放送される「余生、請多指教」「玉骨遥」などのドラマ期待作の他、トッズ、グッチに続いてDiorとの提携も予測されるシャオ・ジャンだが、去年の「底打ち」状態からどこまで「急回復」していくか。注目と期待が集まっている。(編集/RR)
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