2014年5月20日、スペインのテレビ局・テレシンコの番組で中国への侮辱表現があったことが話題に。同局では同様の表現が相次いでいる。北京青年報が伝えた。

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問題の番組は今月15日に放送された「AIDA」というバラエティー番組。この中のコントで、「ワン」という名の中国人男性がバールへ入ってくるのだが、店内には「犬と中国人は入るべからず」の注意書きが。この男性は店から追い出されてしまう。同番組ではこの「ワン」は毎回侮辱されるという役どころで、一部の中国メディアでは「演じているのは日本人留学生」と報道している。

テレシンコが中国に対し、こういった侮辱とも思われる表現をしたのはここ1年で3回目。半年ほど前にも中華料理店を舞台にしたコントで、イヌとネコの肉料理を出していると思わせる表現があった。また、現地の中華料理店で人肉を扱っているような表現もあり、華人の社会団体から猛烈な抗議を受けている。

同じテレビ局が連続して侮辱的表現をしたことで、この話題が中国版ツイッターなどで拡散され、ネットユーザーの怒りを買っている。現地に在住する華人の一部は、抗議デモも計画していると中国メディアが報じている。（翻訳・編集/Mathilda）