2014年5月20日、韓国紙・中央日報中国語版サイトによると、韓国人が最も行きたい海外旅行先はフランスだが、実際に訪れるのは香港だという。

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韓国観光公社が昨年11月に、海外旅行をしたことがある18歳以上の1000人を対象に実施した「海外旅行の実態・トレンド調査」の結果で、経費や日程を考慮しない場合の行きたい旅行先1位はフランスで37．4％（複数回答）だった。2位はオーストラリアの35、7％、3位は米国の32．9％となった。経費や日程を考慮した旅行先の1位は香港・マカオの36．1％で、以下、中国（35．5％）、日本（34．3％）、タイ（31．2％）の順となった。フランスは10位以内にも入らなかった。

格安航空会社はこうした傾向にいち早く対応し、済州（チェジュ）航空は来月から香港路線を週7便から12便に増便。香港エクスプレス航空も新規就航している。また、タイ・エアアジアXも来月に新規就航する。

「旅行先は誰が決めるか」という質問で「本人」との回答が最も多い世代は20代と30代の女性で、それぞれ62．5％と61．5％となった。50代以上の女性はこの比率が31．9％となっている。

また、47．6％の回答者が多くの観光地を回る周遊型の旅行を支持し、滞在型の旅行を支持する人は26．3％にとどまった。さらに、パッケージツアーよりもフリープランを好む傾向が見られたが、実際にはフリープランが39．9％で、パッケージツアーの38．4％とあまり差は出なかった。（翻訳・編集/本郷）