台風18号「コンパス」は、13日午前5時の時点で、勢力をかなり拡大させ、速度を速めて海南省に接近し、同日午後から夜にかけて海南省瓊海から陵水一帯の沿海地区に上陸した。中国新聞網が伝えた。

【その他の写真】

この台風の影響を受け、海口市海域では大しけとなり、波の高さは3メートル近くに達し、海沿いの多くの道路が高潮で冠水し、車両の通行に影響が出た。海南省海洋予報台は13日午前10時、「海南省高潮、波浪・津波災害緊急時対応措置」にもとづき、風暴潮3級黄色警報を発令した。海南島沿海では、同日昼間から夜間にかけて30センチから1メートルの高潮が発生するという予報が出された。（提供/人民網日本語版・編集/KM）