人民網日本語版 2021年10月1日(金) 16時20分
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番組「少林・功夫」で、カンフーを披露した河南省嵩山少林寺の最年少・僧兵「三宝」くんは、カッと見開いた抜群の「目ヂカラ」とパワフルで流れるような見事な動きが大きな話題となった。
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河南衛視(衛星テレビ)で放送された中秋節(旧暦8月15日、今年は9月21日)の特別番組「少林・功夫」で、カンフーを披露した河南省嵩山少林寺の最年少・僧兵「三宝」くん(5)は、カッと見開いた抜群の「目ヂカラ」とパワフルで流れるような見事な動きが大きな話題となっており、視聴者からは「驚かされた!」と絶賛する声が寄せられている。
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三宝くんは2歳半の時に嵩山少林寺に弟子入りしてカンフーを習い始め、3歳で手を後ろに回して足のつま先を握り、木に体を巻き付ける技をマスターし、4歳で木の棒に逆さになってぶら下がるといった技をマスターした。
1杯の茶、煙をくゆらせる1本の線香、朝の練習、夜のとばりに包まれる前の夕焼けなど、寺が醸し出す独特な雰囲気の中で育つまだ幼い三宝くんは他の同年齢の子供より、我慢強く、根気強い。そして、カンフーの練習と、勉強に真面目に取り組んでいる。食事をする時に他の子供ならまだ親の世話を必要とするような小さな頃から、三宝くんは自分で食事し、自分で顔を洗い、毎日、筋肉や関節を軟らかくするための基本の動作である「拉筋」や「圧腿」などの練習をしていた。
三宝くんの師匠で、少林寺第34代弟子、国家無形文化遺産少林カンフー伝承人である釋延淀さんは、「最初のうちは、遊びながら武術の動きを教え、少しずつ武術を習いたいと思えるようにサポートした。三宝はまだ幼く、説明しても理解できないため、遊びながら、最も簡単なストレッチの『圧腿』を教えた。この動きをマスターするには忍耐力が必要で、毎日少しでも長く続けていかなければならない。三宝が大きくなるにつれて、少林童子功の練習量も次第に増やしていった。練習を頑張った日は、遊ぶ時間を増やすなど励ましながら、三宝を教えている。三宝は寺での暮らしの中で、周りに自然と感化されて、真剣に練習するようになっていった」と話す。
ショート動画共有アプリ「抖音(TikTok)」に投稿されている、元気はつらつの三宝くんと師匠の動画は大人気となっている。抖音に投稿されている、三宝くんが手を後ろに回して足のつま先を握り、木に体を巻き付ける技を披露したショート動画には、ネットユーザー300万人以上が「いいね!」を寄せている。ショート動画を投稿するようになったきっかけについて、釋延淀さんは「ネット上にはたくさんの少林寺カンフーのショート動画が投稿されている。ただ、玉石混交といった状態の為、少林寺で行っているカンフーの練習の様子を抖音に投稿することにした。少林寺側も真の少林寺カンフーと武術の精神を伝えることが必要だと感じており、ショート動画撮影を支持してくれている」とした。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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