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「スマホアプリ恐怖症」で「デジタルミニマリズム」を試す若者たち―中国メディア

人民網日本語版    2021年9月21日(火) 12時50分

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1日のスマホ使用時間が平均10時間以上だったという鍾寧さんは、スマホを見ると嫌悪感を感じるようになり、さらにはスマホとの新たな付き合い方を探すようになった。

1日のスマホ使用時間が平均10時間以上だったという鍾寧さんは、スマホを見ると嫌悪感を感じるようになり、さらにはスマホとの新たな付き合い方を探すようになった。最近1カ月間、「デジタルミニマリズム」を試してみた鍾さんは、自分にプラスの変化が生じていることに気づいた。中国青年報が伝えた。

コミュニティサイト・豆瓣網では、「デジタルミニマリズム」をテーマとしたグループが立ち上がっており、すでに1万3700人以上が加入している。

▼「断片化する時間」

鍾寧さん(34歳、女性)は、武漢のある文化・メディア会社でニューメディアの編集者をしている。鍾さんは毎朝起きるとまず微信(WeChat)を開き、朝に何か注目のニュースや話題がないかチェックするのが習慣だった。寝る前にも、仕事関係のグループチャットやソーシャル機能「朋友圏(モーメンツ)」を必ずチェック。「重要な情報をもらしてしまうといけない」からだ。鍾さんはある時、こんな風に1日を過ごすとかなり精力を使い、「時間が断片化している」ことに気づいた。鍾さんは「自分がスマホの中に閉じ込められてしまった」ように感じたという。

豆瓣に「デジタルミニマリスト」と「デジタルミニマリズム生活」という2つのグループがあるのを見つけて、鍾さんはようやく慰めと希望を見いだした。グループのメンバーは若いオフィスワーカーや現役大学生がメイン。メンバーらの書き込みによると、最も悩まされているアプリは微信がトップ、次がショート動画共有アプリ「抖音(TikTok)」、微博(ウェイボー)、豆瓣、Q&Aサイトの知乎、ショッピング・交流プラットフォームの小紅書などだった。

ミニマリズムを実践する方法としては、多くのメンバーが「アンインストール」を提案したが、すぐに「それじゃダメだった」とのレスポンスがあった。パソコンならスマホのようにいつでもどこでもログインできないからという理由で、パソコンでの使用を提案する人もいた。しかし、これに対しては、「表面的なことだけ直して根本を変えないのでは意味がない」と反対する意見が出た。「心の中に使いたいという気持ちがありさえすれば、またスマホにインストールしてしまう」というのがその理由だ。

「シニア向けのようなシンプルな携帯電話に戻す」ことを提案する人もいた。そこで8月20日、鍾さんはほぼ電話とショートメッセージのやり取りしかできない携帯電話を購入。鍾さんが気に入ったのは、まさにアプリを何もインストールできない点だった。

▼SNSで自分を見失わないために

鍾さんはある週末の時間を使って、「デジタルミニマリズム」という本と、関連論文を何本か読んだ。今、鍾さんは特に心がけてスマホを使う時間を減らしている。微信は時間帯を決めてチェックするようにし、通常は昼食後と夕方退勤する前に集中的に返信。モーメンツは1日1回まとめてチェックし、友人とオフラインで会う機会を増やした。

こうした変化は些細なことに思えるかもしれない。しかし鍾さんは、生活をしっかりコントロールできているという感覚が少しずつ戻ってきたと感じている。鍾さんは、デジタルミニマリズムでそぎ落とすのは雑多な情報であり、「最終的には心の自由を取り戻せる」と確信している。

武漢大学新聞(ジャーナリズム)・伝播学院の洪傑文教授は、「現在、一部の若者がスマホの使用時間を減らしたり、SNSメディアをやめたりしているのは、彼らの『自覚的な気づき』を示している。彼らはSNSアプリがユーザーから何を奪っているのか、デジタル時代にどのように自分と向き合い、技術とどのように共存していくのかといったことを考え始めている」との見方を示す。

洪教授によると、社交的欲求は生理的欲求と安全欲求に次ぐ強い欲求だ。19世紀末から20世紀初めにはすでに、米国で技術がもたらすマイナス面の影響を批判する「反技術主義」の動きが起こった。現在であっても、スマホや微信を使わない学者が一部いるが、それは電子製品に邪魔されることを避け、手元にある仕事に集中するためだという

現在、一部の人がアプリの通知機能を切ったり、特定の時間帯やシーンではスマホを見ないという決まりを自分に課したり、さらにはSNSアプリのアンインストールやアカウント削除をしたりするのは、いずれも「SNS疲れ」の表れだ。

「SNSメディアの使用を自制することは、実のところテクノロジーと一定の距離を取って自由になることでもある。積極的に自分を調整し、バランスを取り戻して初めて、自分を簡単に見失わないようになる」。洪教授が率いるチームが行った調査によると、調査対象者の一部は、微信のモーメンツへのアップを減らした後、最初は旺盛な表現欲求を満たせないことに適応できずにいた。しかし、適応した後は、SNSツールを使うことが減ると、個人の幸福感や社会的な付き合い、仕事や勉強に打ち込む度合いなどの面で明らかにプラスの効果があり、生活の質が上がったと感じていた。(提供/人民網日本語版・編集/AK)

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