Record China 2021年9月8日(水) 16時20分
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7日、韓国・国民日報は、ネットフリックスで話題の韓国ドラマ「D.P.」で不適切な描写があったとして、セブンイレブンが法的措置に乗り出したと伝えた。写真はドラマ「D.P.」の広告。
2021年9月7日、韓国・国民日報は、ネットフリックスで話題の韓国ドラマ「D.P.」で不適切な描写があったとして、セブンイレブンが法的措置に乗り出したと伝えた。
記事によると、セブンイレブンを運営するロッテグループ系列会社のコリアセブンが最近、韓国の大手法律事務所にドラマ「D.P.」の放送禁止仮処分申請の検討を依頼したことが分かった。対象はドラマ製作会社のクライマックススタジオだけでなく、ネットフリックスも含まれたという。
コリアセブン側が問題視しているのは、第5話で約1分間登場する重要人物ファン・ジャンスとコンビニオーナーの会話シーンだ。劇中、軍隊内で嫌がらせなどをする悪役のジャンスは、除隊後にコンビニでアルバイトをする。当該シーンでは、セブンイレブンのオーナーがジャンスに「賞味期限が切れたからといってすぐに片付けたら赤字が出た分はお前が埋めるのか?」と不法行為を指示しているところが描写されていたという。さらに会話中には、ジャンスとオーナーがセブンイレブンのロゴが入ったユニホームを着ている姿も映っていたという。
当該シーンは、制作会社の要請により今年1月にセブンイレブンの店舗で撮影された。コリアセブンの関係者は法的措置に乗り出した背景について、「当該シーンにより自社ブランドやオーナーが被害を受けると予想される」とし、「否定的な内容は入れないという条件で事前に協議した。知っていたら、最初から撮影を許可しなかっただろう」と説明した。
コリアセブン側はまた、制作会社に当該シーンの修正や編集も要請。これに対し、制作会社側は「セブンイレブン側の要求に応じる計画はない」としながらも、「問題シーンをどのように処理するか内部で論議している」と述べたという。
これを受け、韓国のネット上では「当事者にとってはデリケートな部分なのだから、悪い描写にするのなら架空のコンビニにすべき」「あえて現存するブランドを出してマイナスイメージを植え付ける必要がある?」「これは確かに問題がある。当該シーンは修正すべき」など制作会社側の非を追及する声が目立つ一方で、「セブンイレブンだったの?」「気づかなかった」という視聴者もおり、中には「セブンイレブンは自ら罠にはまったように見える」という鋭い指摘も。
このほかに「それならローソンにして反日で稼いだらよかったのに」「海外のコンビニチェーンは追放しよう」「日本系列のコンビニということでセブンイレブンを選んだのかな」など日本関連のコメントも寄せられている。(翻訳・編集/松村)
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