Record China 2021年8月11日(水) 21時20分
拡大
中国メディアの新浪は10日、なぜ陳夢は伊藤美誠と対戦しなかったのかとする記事を掲載した。
中国メディアの新浪は10日、なぜ陳夢(チェン・モン)は伊藤美誠と対戦しなかったのかとする記事を掲載した。
記事は、今夏の東京五輪の卓球競技で中国は金メダル4個、銀メダル3個を獲得し、結果として「世界の卓球界における支配力を保持した」と指摘。一方で、「ファンが理解できなかったこと」として世界ランク1位の陳夢が日本のエースである伊藤と対戦しなかったことを挙げ、「(中国卓球界は)いったい誰の時代になるのか」と疑問を呈した。
そして、陳夢が女子シングルスで孫穎莎(スン・インシャー)を下して優勝した際に、「自分の時代が来た」と語ったことを挙げた上で、「陳夢と伊藤はランキング1位と2位。シングルスでも団体戦でも対戦する機会がなかったことはファンにとっては非常に残念だった。ファンは、孫穎莎が『地雷除去兵』の役割を担ったと見ている」とした。
その上で、「陳夢の時代なのに、最強のライバルである伊藤と対戦できなかったというのはいささか申し開きができないのではないか」とする一方、「孫穎莎を伊藤と対戦させることは、中国のコーチ陣が望んでいたことだったようだ」と述べた。
その理由として、「現在は陳夢の時代ではあるが、今後10年の(卓球界の)主要な流れは孫穎莎と伊藤が担っていくことになる。卓球界の新陳代謝は速く、2019年当時は東京五輪代表の有力候補は丁寧(ディン・ニン)と朱雨玲(ジュー・ユーリン)だったが、1年延期されるとこの2人は代表入りを逃し、陳夢の時代が到来した」と説明した。
そして、「孫穎莎は中国代表が育成してきた新世代の力だ。19年に突如として爆発し、東京五輪までに飛躍的に向上した。彼女の先進的な技術と実力、強心臓を評価したコーチ陣も、今後10年は孫穎莎の時代だと確信している」とし、「孫穎莎と伊藤は今後10年間、ライバルであり続ける。そのため、伊藤との対戦には積極的にぶつける。彼女は単なる『地雷除去兵』ではない。孫穎莎は今後10年、伊藤にとっての『悪夢』であり続ける必要があるのだ」と論じた。(翻訳・編集/北田)
この記事のコメントを見る
Record China
2021/8/10
2021/7/30
2021/7/27
2021/7/26
2019/6/10
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る