習近平主席、「アジア新安全観」提唱へ=プーチン大統領ら15カ国首脳出席―20日に上海で大規模安保会議

Record China    2014年5月14日(水) 9時16分

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14日、「アジア信頼醸成措置会議」は今月20、21の両日、上海で開催される。ロシアのプーチン大統領、イランのロウハニ大統領ら15カ国の首脳が出席。国連の潘基文事務総長らも出席し、習近平国家主席との間でそれぞれ首脳会談が開かれる。写真は上海市。

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2014年5月14日、「アジア信頼醸成措置会議」(CICA)は今月20、21の両日、上海で開催される。ロシアプーチン大統領、イランのロウハニ大統領ら15カ国の首脳が出席。国連の潘基文事務総長らも会議に出席し、習近平国家主席との間でそれぞれ首脳会談が開かれる。

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同会議は1992年にカザフスタン大統領が提唱して創設され、24カ国がメンバー。アジア各国が対話と協力を推進するのが目的で、4回目の今回は中国が議長国を務める。日本、米国などはオブザーバーの資格で参加する。ウクライナはオブザーバー国だが、西沙諸島で中国と対立しているベトナムもメンバー。韓国は柳吉在統一部長官が出席する。

習近平主席は同会議で、「アジアの新安全保障観」を提唱する方針。華春瑩外交部報道官は4月16日の記者会見で、「中国側はCICAでアジアの新安全保障観の確立を推進し、アジアの安全保障と協力の新メカニズムの構築について検討することを希望する」と発言。その上で、「アジアの問題はアジア主導で解決すべきであり、アジアの安全保障もまずアジア諸国自身の協力強化を通じて実現すべきだし、それは完全に可能だとの声を共同で世界に発することを望んでいる」と説明した。

外交関係筋によると、「アジアの新安全保障観」には安全保障は経済発展を担保するとの考えが盛り込まれる見通しという。(取材・編集/SK)

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