中国紙・環球時報（電子版）は7日、韓国について、「1～6月の農畜水産物の物価上昇率は30年ぶりの高水準を記録し、同期間の首都圏のマンション価格も19年ぶりの上げ幅を記録した」と報じた。

記事によると、1～6月の農畜水産物の物価指数は前年同期比で12．6％上昇し、1991年以来30年ぶりの高水準となった。

天候不良で作柄が悪化したためで、特にネギの価格は156．6％上昇し27年ぶりとなる上昇率を記録。リンゴ（54．3％）も22年ぶりの上昇率となった。他の果物や香辛料も大きく値上がりした。卵の価格も38．9％上昇し、4年ぶりとなる上げ幅を記録した。

首都圏のマンシ​​ョン価格は1～6月に12．97％上昇し、2002年以来19年ぶりの上げ幅を記録した。全国のマンション価格は9．97％上昇し、すでに昨年の年間上昇率（9．65％）を上回った。

来年の大統領選挙を控えて不動産政策の規制緩和への期待感が高まっていることなどが今年後半に住宅価格をさらに上昇させる誘引となるとの見方が出ているという。（翻訳・編集/柳川）