人民網日本語版 2021年7月5日(月) 14時50分
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中国外交部の汪文斌報道官は、「国際原子力機関は中韓などステークホルダーの度重なる訴えを経て、日本の福島原発事故の汚染水処分問題について技術作業グループの設置を積極的に進めている」と表明した。資料写真。
中国外交部の汪文斌(ワン・ウェンビン)報道官は2日の定例記者会見で、「国際原子力機関(IAEA)は中韓などステークホルダーの度重なる訴えを経て、現在日本の福島原発事故の汚染水処分問題について技術作業グループの設置を積極的に進めている。すでにグロッシー事務局長から中国の専門家を作業グループに招待する書簡が送られた。中国は後続の作業を全力で支えていく」と表明。
「IAEAがステークホルダーの意見に十分に耳を傾け、作業グループがしかるべき役割を確実に果たすようにし、原発汚染水の処分前、処分中、処分後の技術的な評価と監督を実現するよう希望する」述べた。
また、「日本の福島原発事故の汚染水処分問題は重大であり、日本一国のみのことではない。中国側は日本側に対して、必要なあらゆる協力を行い、IAEAの技術作業グループによる順調な作業を確保するよう強く促す。日本側は周辺諸国を含む各ステークホルダー及び国際機関と協議して合意にいたる前に、原発汚染水の海洋放出を勝手に始めるべきではない」とした。(提供/人民網日本語版・編集/NA)
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