Record China 2014年5月12日(月) 6時20分
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8日、北京市当局が今年4月、無許可の屋台経営者を厳しく取り締まる通達を出したことを受け、中古バスを食堂車に改造して営業する露天商が出現した。写真は北京の大気汚染。
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8日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、中国・北京市当局が今年4月、無許可の屋台経営者を厳しく取り締まる通達を出したことを受け、中古バスを食堂車に改造して営業する屋台が出現した。10日付で中国・参考消息網が伝えた。
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今月6日、北京市内の路上で食堂車に改造されたバスから出火した。この火災による死傷者は幸いにも1人も出なかった。当時、消防隊員はバスの車内からいち早くガスボンベ2本を撤去したため、爆発を免れた。この火災以前、北京市通州区でも、食堂車に改造されたバスが当局から即時移動を命じられている。車内には20人分のテーブルが用意されており、地元客に好評だったという。
中国メディアによると、北京市政府は昨年、市内各所で無許可の屋台営業の取り締まりを強化。今年4月には屋台経営者に対し、違反者への処罰を5月1日からさらに厳しくするとの通達を出した。これにより、中古のバスを食堂車に改造して営業を続ける屋台が現れた。現在、北京市内に何台の食堂車が存在するのか、当局もその数を把握できていない。
北京市政府は、屋台での調理と大気汚染の因果関係や、自動車や工場の排気ガスと比較したデータなどを明らかにしておらず、屋台取り締まりの有効性については専門家の間でも意見が分かれている。(翻訳・編集/本郷)
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