バイデン米大統領の愛犬が死んだことを受け、ツイッターにお悔やみの言葉を返した台湾の蔡英文総統が批判を浴びていると、中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報（電子版）が20日付で報じた。

バイデン米大統領夫妻は19日、愛犬のジャーマンシェパード、チャンプが死んだことを明らかにした。

バイデン氏はツイッターで、「私たち家族は今日、愛情あふれる伴侶のチャンプを失いました。寂しくなります」とコメントを発表した。

これに蔡氏は「動物愛好家からもう一人の愛好家へ、お悔やみ申し上げます」とコメントしたが、環球時報によると、「あなたの職務怠慢で亡くなった台湾の人々に申し訳なく思いますか」「台湾では毎日、新型コロナで多くの人が亡くなっているのに、あなたはなぜSorryと発表しないのか」「おべっか使い」などの批判的なコメントが寄せられているという。（翻訳・編集/柳川）

From one animal lover to another, I'm so sorry for your loss.

— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) June 19, 2021