米国がトリニダード・トバゴにワクチン80バイアルを供与、中国の供与は10万回分―中国メディア

人民網日本語版    2021年6月18日(金) 12時30分

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中国外交部の趙立堅報道官は、「中国政府はすでにトリニダード・トバゴに新型コロナウイルスワクチン10万回分を供与しており、同国政府の購入した中国製ワクチン20万回分も15日に同国に到着した」と述べた。

中国外交部の趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官は16日の定例記者会見で、「中国政府はすでにトリニダード・トバゴに新型コロナウイルスワクチン10万回分を供与しており、同国政府の購入した中国製ワクチン20万回分も15日に同国に到着した。中国は引き続き発展途上国におけるワクチンのアクセシビリティーのために努力していく」と述べた。

【記者】在トリニダード・トバゴ米国大使館は14日、米国政府がトリニダード・トバゴ政府にファイザー製ワクチン80バイアル(約400回分)を供与したことを発表した。この情報はネット上で幅広く注目され、議論を呼んでいる。これについて中国側としてコメントは。

【趙報道官】ワクチンは命を救い、感染症に打ち勝つための重要な武器だ。中国は条件を満たす能力のある国、特にワクチン備蓄量が自らの需要を遥かに超える国が、発展途上国にさらに多くのワクチンを提供し、実際の行動によって発展途上国の感染症との闘いを着実に支援することを歓迎する。

中国は一貫して実際の行動によって、ワクチンを国際公共財にするとの表明を実行している。新型コロナウイルスの感染拡大が始まって以来、中国は人類運命共同体及び人類衛生健康共同体の構築推進という理念を堅持し、発展途上国におけるワクチンのアクセシビリティーとアフォーダビリティーの確保のために重要な貢献を果たして、ラテンアメリカ・カリブ海地域各国を含む国際社会から広く歓迎されてきた。

中国政府はすでにトリニダード・トバゴに新型コロナウイルスワクチン10万回分を供与しており、同国政府の購入した中国製ワクチン20万回分も15日に同国に到着した。中国はすでに国際社会にワクチン3億5000万回分を提供した。これは供与が80カ国余り、輸出が40カ国余りだ。また、複数の発展途上国と技術移転や共同生産を行い、ワクチンの量産を迅速に推進している。中国はすでに「COVAX」に第1陣としてワクチン1000万回分を提供することを発表し、発展途上国の差し迫ったニーズに充てることを明確にした。

中国は引き続き発展途上国におけるワクチンのアクセシビリティーのために努力していく。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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