2014年5月7日、ロシア国営RIAノーボスチ通信によると、5月に予定されている中露の海上合同演習の実施海域は、尖閣諸島がある東シナ海から南シナ海に変更された。環球時報が伝えた。

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中露の合同演習に関して、ロシア側は「演習は5月中旬に行い、南シナ海で実施する」と発表。中露の同様の演習は3回目で、今回の軍事演習に関して中国国防部は4月30日に「5月下旬に上海周辺の東海（東シナ海）で行う」と明かしたと伝えられている。

一方、中国メディアの中には、演習場所を南シナ海に変更した報道が誤報だと指摘する記事も見られた。中国人民解放軍の機関紙・解放軍報傘下の中国軍網は、「中国軍関連部門の情報によれば、中露の海上合同演習は5月下旬に上海付近の東海（東シナ海）で行う計画に変更はない」と伝えた。

中露の東シナ海での軍事演習は日本への圧力であるとの見方もあり、南シナ海へ変更すれば日本を考慮したとも取れるが、正式な発表は伝えられていない。（翻訳・編集/内山）