Record China 2014年5月7日(水) 16時40分
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6日、香港が実施する「優才計画」について、中国の著名人が「2人目以降の子どもを生むために利用している」と、その申請目的を疑問視する声が聞かれている。写真はスン・リー。
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2014年5月6日、香港が実施する「優才計画」について、中国の著名人が「2人目以降の子どもを生むために利用している」と、その申請目的を疑問視する声が聞かれている。新浪網が伝えた。
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映画「SPIRIT」やドラマ「宮廷の諍(いさか)い女」で知られる中国の女優スン・リー(孫儷)が3日、香港の病院で俳優の夫ダン・チャオとの間に第2子となる女児を出産した。「一人っ子政策違反の罰金覚悟か?」と言われたが、夫婦が「優才計画」により、香港の永久居住民に認定されていたことが明らかに。なお、生まれた子どもには自動的に香港籍が与えられる。
2006年にスタートした「優才計画(Quality Migrant Admission Scheme)」は、優秀な人材を香港に招いて居住民とすることで、香港の競争力を引き上げるのが狙い。しかしスン・リーの出産を受けて、一般社会からは「芸能人は子どもを生むために利用している」「今まで認定された人は、本当に『優才』と言えるのか?」など、疑問の声が聞かれている。
新浪網では、これまで「優才計画」で認定を受けた著名タレントたちの名前を挙げ、それぞれの申請に至った背景を報じている。女優チャン・ツィイー(章子怡)は2007年9月に香港のパスポートを取得。これは、当時交際していた在米イスラエル人富豪と、ビザの制約なく会うためと言われる。女優タン・ウェイ(湯唯)は2008年に「香港人」に。彼女の場合、大ブレークのきっかけになった映画「ラスト、コーション」の歴史描写などが問題で、中国映画界から“封殺”対象になっていた。その突破口を求めたものだった。
映画「レッドクリフ」などで知られる俳優フー・ジュン(胡軍)も、2008年に「優才計画」の認定を受けた。仕事を発展させるためと理由を語っているが、その後は香港で第2子が誕生していることから、子どもを持つことも目的の一つだったのでは?と言われている。(翻訳・編集/Mathilda)
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