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米国で10日、配車サービスのドライバーをしている台湾系男性が強盗被害に遭った。
米国で10日、配車サービスのドライバーをしている台湾系男性が強盗被害に遭った。香港メディアの香港01によると、男性は自身が発したある言葉で命が助かったと考えているようだ。
同日午後9時20分ごろ、配車サービスLyft(リフト)のドライバーをしている台湾系のPaul Liaoさん(67)がカリフォルニア州サウス・エルモンテのガソリンスタンドで停車中、銃を持った男が突然、後部座席に乗り込んできた。男は現金1560ドル(約17万円)と携帯電話を奪うと、拳銃でLiaoさんの顔を2度にわたり殴打し逃走。Liaoさんは鼻を折るなどのけがを負った。
Liaoさんの義理の娘Christine Tingさんは14日、クラウドファンディングサイト「Go Fund Me」で、新しい携帯電話の購入や、医療費やリハビリまでの生活費などに充てるとして3000ドル(約33万円)の寄付を募った。16日現在、1000人以上のネットユーザーから2万8000ドル(約300万円)以上が集まっているという。
Liaoさんは事件を振り返り「とても怖かった」と語った。また、男は繰り返し“Go back to China”(中国に帰れ)と口にしていたといい、もし自分が「中国ではなく台湾から来たのだ」と言い続けていなければ殺害されていただろうとも語ったという。
犯行の一部始終は車載カメラに記録されていたが、逃走した男はまだ逮捕されていない。警察当局はヘイトクライム(憎悪犯罪)の可能性があるとして捜査しているという。(翻訳・編集/北田)
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