人民網日本語版 2021年5月15日(土) 16時30分
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北京市通信管理局によると、北京市の5G基地局開設数は4月末時点で5万6400カ所に上り、全国の都市の中で上位に入っている。写真は北京五輪予定地。
北京市通信管理局によると、北京市の5G基地局開設数は4月末時点で5万6400カ所に上り、全国の都市の中で上位に入っている。首都機能中核エリア、副都心、CBD(中心業務地区)、オリンピック中心エリアなどの重点機能エリアの5Gネットワークフルカバーを実現した。北京日報が伝えた。
北京鉄塔の関係責任者は「冬季五輪延慶競技エリアの屋外エリアにおいて、アルペンスキーセンター、ボブスレー・リュージュセンターの2カ所の会場で5G電波が全面的に届いている。その他の15カ所の会場についても北京聯通と北京鉄塔が建設中で、8月中にも5G電波のフルカバーを実現する」と述べた。
華為(ファーウェイ)ワイヤレスネットワーク製品ラインの責任者である楊超斌(ヤン・チャオビン)氏は、「冬季五輪の開催期間中、大量の動画がアップされ、さらに観客に360度無死角で選手のパフォーマンスを見てもらう。これは通信速度に新たな要求を突きつける。当社は先頭に立ち5Gスーパーアップ技術を開発した。この新技術により5Gはより高速なアップロードスピード、より低遅延になる」と述べた。
冬季五輪の会場を出ても、5Gは市民の移動・交通の面でも大活躍ぶりを見せる。
北京電信の関係責任者は「京張高速鉄道は中国初の設計速度が350km/hのスマート鉄道だ。北京区間及び沿線の駅で真っ先に5G電波フルカバーを実現した」と述べた。京張高速鉄道北京区間の電波が届きやすい場所の5G通信速度は現在、すでに914Mbpsに上っている。
大興国際空港と首都国際空港でも、5G電波フルカバーが実現されている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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