2014年5月6日、韓国・聨合ニュースによると、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は、釈迦の誕生日を祝う行事に出席し、旅客船セウォル号沈没事故について国民に公式に謝罪した。中国新聞社が伝えた。

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朴大統領は4月29日の閣議で、「事故を防げず、事故後の対応も不十分だった」と謝罪したが、遺族側は「閣議での謝罪は非公開の場のものであり、謝罪ではない」と不満を示していた。

これを受け、大統領府の閔庚旭（ミン・ギョンウク）報道官は、遺族側が朴大統領の謝罪を受け入れなかったことについて「遺憾で無念だ」とした上で、大統領が改めて謝罪するかどうかについては、「時期や方法に関しては悩むところだろう」と述べた。また「謝罪があったところに、報道官が次の謝罪がどのような形でありそうだと話すこと自体が適切でない」と述べたことに波紋が広がると、「（遺憾で無念は）私の個人的な考えだ」と釈明する一幕もあった。（翻訳・編集/NY）