Record China 2021年4月27日(火) 13時20分
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中国版ツイッター・微博で26日、商標権をめぐる中国国内の裁判で日本の無印良品に勝訴した中国の「パクリ版」が再び本家を訴えたとのニュースに注目が集まった。資料写真。
中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で26日、商標権をめぐる中国国内の裁判で日本の無印良品に勝訴した中国の「パクリ版」が再び本家を訴えたとのニュースに注目が集まった。
再度訴えを起こしたのは、良品計画の「無印良品」にそっくりなブランドで世間を驚かせた北京綿田紡績品有限公司で、北京市朝陽区人民法院は25日、この件をオンラインで公開審理した。
争点の一つとなっているのは日本側が以前出した声明の「搶注(先んじて登録するなどの意)」という言葉で、中国メディアの中国新聞網は「この件は実際には双方の商標権紛争の延長。これまでの商標権紛争で被告側である日本の無印良品は敗訴しており、北京綿田公司、北京無印良品の登録商標専用権の侵害を停止し、権利侵害の影響除去のための声明を発表する必要があったが、声明の中で被告側は『搶注』という言葉を使った」と解説。北京綿田公司はこれが「商業中傷」に当たると主張しているという。
「北京無印良品が再び日本無印良品を訴える」は26日の微博の検索キーワードランキングで一時トップ10に入り、ネットユーザーからは「パクった側が訴えるなんて恥ずかしい」「日本の無印良品の方が先じゃないの?。私の記憶違い?」「中国人の顔に泥を塗らないで」「中国側の訴えが認められたら『法律はまねた方を守るのか、まねされた方を守るのか』と深く疑ってしまう」などの声が聞かれた。(翻訳・編集/野谷)
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