Record China 2021年4月23日(金) 17時30分
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日本の人気漫画「鬼滅の刃」が、韓国の劇場だけでなく書店まで席巻している。写真は「鬼滅の刃」最終巻。
日本の人気漫画「鬼滅の刃」が、韓国の劇場だけでなく書店まで席巻している。4月23日、韓国メディア・韓国経済が報じた。
記事によると、23日に韓国の大手書店教保文庫が発表した4月第3週のベストセラーランキングにおいて、「鬼滅の刃 23巻」(最終巻)が1位に浮上。3週連続で1位の座を占めていた心理学者ジョーダン・ピーターソン氏の「秩序の向こう側(Beyond Order)」は、2位に後退した。
韓国の書店の総合ランキングで漫画が1位を獲得したのは、2014年に発売された「ミセン(未生)」以来とのこと。教保文庫は「映画版の公開により、さらに注目されて人気が出た」と分析している。
映画の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、韓国でもコロナ禍にもかかわらず180万人に迫る観客動員数を記録しており、21日には再び事前予約率で1位に浮上。一時は「主人公炭治郎の耳飾りが旭日旗に似ている」という理由で物議を醸したこともあったが、原作漫画についても2017年9月の初巻発売以来、安定した人気を集めているという。
記事は、「『鬼滅の刃』が劇場版に続き漫画まで大ヒットを記録していることで、『日本製品の不買運動は終わった』という声も上がっている」と報じている。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「そもそも日本製品の不買運動をする理由なんてあったのか?」「そろそろ政治的に解決すべき」「日本製品の不買運動は民主党支持者が始めたことなのに、他の人たちまで巻き込まれる必要はない」「今は反日より反中の方が深刻」など、日本製品の不買運動について疑問視する声が多く寄せられている。
一方で「不買運動をしている人たちは、ユニクロやビールのように元々買える金額で代替品が多いものしか対象にしていない」「不買運動にも例外があるということを分かっていないな。ゲーム機、アニメ、AVについては日本製を捨てられない」など、「例外」を主張するコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)
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