中国の自動車市場で「アクセル加速」の日本メーカー、目指すは「韓国超え」―韓国紙

Record China    2014年5月2日(金) 0時20分

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30日、韓国・朝鮮日報は、トヨタ自動車の伊原保守副社長が北京モーターショーの記者会見で「中国でシェア3位を目指す」と表明したことについて、「中国市場で現在シェア3位の現代・起亜自動車に向けた挑戦状だ」と指摘した。資料写真。

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2014年4月30日、韓国・朝鮮日報は、トヨタ自動車の伊原保守副社長が北京モーターショーの記者会見で「中国でシェア3位を目指す」と表明したことについて、「中国市場で現在シェア3位の現代・起亜自動車に向けた挑戦状だ」と指摘した。5月1日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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記事では、「尖閣諸島問題により中国市場で停滞していた日系自動車メーカーが大反撃を始めた」とした上で、トヨタ、日産ホンダの昨年の販売台数が以前の水準にまで回復し、反日感情の沈静化をチャンスとばかりに、円安の恩恵を受け、中国で生産ラインの増強や技術開発を行っていると指摘した。

記事ではまた、北京モーターショーで、日系メーカーが中国の消費者を狙った戦略的新型車を発表するなど攻勢をかけていることに、現代・起亜自動車は危機感を覚えていると指摘。収益性の高いSUV(スポーツ用多目的車)やミドルクラス以上の車種で日系メーカーに対抗する計画を打ち立てているが、今年第2四半期のウォン高の影響による収益悪化も無視できないと伝えた。

韓国産業研究院(KIET)国際産業協力室長は、「中国市場での競争は激しい。小型車、高級車、SUVとあらゆるジャンルで、日系メーカーはライバルだ。綿密な対策を講じなければ、生き残れない」と話す。(翻訳・編集/NY)

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