Record China 2021年4月5日(月) 15時20分
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清明節の3連休を迎えた中国山東省泰安市の世界遺産・泰山で、ホテルの値段が高すぎて泊まれない観光客の学生らがトイレで雑魚寝したとする情報がインターネット上で拡散し、注目されている。
中国では先祖を祭る伝統的祭日の清明節(今年は4月4日)に合わせて4月3日から5日が3連休となるが、その初日の3日、山東省泰安市の世界遺産・泰山で、ホテルの値段が高すぎて泊まれない観光客の学生らがトイレで雑魚寝したとする情報がインターネット上で拡散し、注目されている。
中国のテクノロジー系ニュースサイトの快科技が5日付で伝えたところによると、「泰山山頂の南天門付近のホテルは値上がりし、1泊1200元(約2万円)もして学生らには高すぎて泊まれない。飲食店も食事を売らずに寝る場所を1人20元で売っている。トイレで雑魚寝し『味わいのある』一夜を過ごすことに決めた観光客も少なくない」などとする情報が拡散した。
これについて、地元の観光当局は、一部の宿泊施設が便乗値上げしているとの話も広がっていることについて、「確かに山上には値段が1000元以上する宿泊施設もあるが、200元程度の所もあり、値段は明示されている。値段が明示されているのに追加料金を求められた場合は(当局に)通報できる。山上の宿泊施設の値段は全て当局が設定し、当局の監督管理を受けている」とコメントしているという。(翻訳・編集/柳川)
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