Record China 2021年3月29日(月) 6時0分
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バンク・オブ・アメリカ(BofA)は新しい報告書で、新型コロナウイルス危機によって、インドが日本を抜いて世界第3の経済大国になるのが3年遅れる可能性があるとの見方を示しているという。資料写真。
米国の中国語ニュースサイト、多維新聞の24日付報道によると、バンク・オブ・アメリカ(BofA)は新しい報告書で、新型コロナウイルス危機によって、インドが日本を抜いて世界第3の経済大国になるのが3年遅れる可能性があるとの見方を示しているという。
それによると、BofA証券の新しい報告書は、インドは2031年までに米国と中国に次ぐ世界第3の経済大国として日本を追い抜くとみられるとしている。BofAの投資銀行部門は以前、インドが日本を追い抜くのは28年になると予測していたが、22日の報告書は、新型コロナウイルスによる経済への打撃がこの予定を3年遅らせるとしている。
報告書では、インドが年間9%で成長する場合、31年にドルベースで日本の名目GDPに到達し、成長率が10%に達すると、30年までに日本を上回る可能性があると指摘している。
インドは昨年、新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込むため長期にわたる封鎖措置を取り、経済危機に見舞われた。何百万もの仕事が失われ、その多くは恒久的に失われた。経済は回復しつつあるが、格付け機関のS&Pは、インドの経済生産高について、パンデミック前と比較して恒久的に約10%減少する可能性があるとしている。(翻訳・編集/柳川)
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