「日韓戦に負けるとどうなるか」をサッカー元韓国代表選手が熱弁=ネットで反響「みんな同じ」「今回は勝つ」

Record China    2021年3月25日(木) 16時20分

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25日に横浜・日産スタジアムで行われるサッカー日韓戦を前に元韓国代表のク・ジャチョルが「日韓戦に負けたときの心境」を語り、反響を呼んでいる。資料写真。

2021年3月25日に横浜・日産スタジアムで行われるサッカー日韓戦を前に元韓国代表のク・ジャチョル(アル・ガラファ)が「日韓戦に負けたときの心境」を語り、反響を呼んでいる。

韓国メディア・スポーツ韓国によると、クは24日に自身のYouTubeチャンネルで、2011年8月10日に札幌で行われた日韓戦を振り返った。当時の結果について記事は「韓国は絶対に勝たなければならない宿命のライバルである日本に0-3で大敗した」とし、「アウェーとはいえ1ゴールも挙げられず、批判を免れない結果だった」と説明している。

クはこの時の心境について、「ドイツのヴォルフスブルクでプレーしていた時で、欧州進出後初のA代表招集だった。長距離移動の疲労を初めて体験し、仁川空港に到着した時には疲労困憊(こんぱい)し、日韓戦までの2日間は時差ボケが治らず100%の状態で試合に出られなかった」とした上で「(試合中は)チャンスを2回も逃した。日本に負けたことがとても腹立たしかった」と語った。

ドイツに向かう飛行機の中では、自身の携帯電話のメモに「最悪の気分だ。本当に腹立たしく、俺は二度と日本に負けない。もう負けたらそのときは選手を引退する」と書き込み、敗北の怒りを静めたという。

その1年後、クはロンドン五輪の3位決定戦で再び日本と対決することに。その時については「日本戦の前日に1年前のメモを見返した。そのとき本当に勝利へのモチベーションが10000%上がった。試合前には他の選手たちに『俺が興奮し過ぎたら止めてくれ』と頼むほどだった」と振り返り、日韓戦は選手にとって「想像以上の意味を持つ」ことを強調したという。

記事は最後に、今回の日韓戦について「チームの攻撃の要となるソン・フンミンはけがのため合流できなかったが、最近の日韓戦で韓国は3試合連続無敗(2勝1分け)を記録し良い流れが続いている」としつつ、「押しつ押されつつの展開が予想されるが、韓国代表がクのような憤りを感じなくて済む結果を残せるかどうか、注目だ」と伝えている。

これを見た韓国のネットユーザーからも「札幌での大敗は本当に最悪だった。当時の日本はとても強くて、あんなに強いアジアのチームはその後も現れていない。本田と長谷部の存在感と実力がすごかった。二度とあんな試合は見たくない」と当時の悔しさを振り返る声が寄せられている。

また「札幌での結果はつらかったけど、あの時の敗北があったからこそ1年後の五輪で銅メダルを取ることができたような気もする」「五輪の時の彼の表情にはぐっとくるものがあった。韓国国民全員が同じ気持ちだった」「日韓戦でとてつもない闘志を見せてくれた姿を今でも鮮明に覚えている」などの声も。

今回の日韓戦については「必ず勝とう」「日本を打ち負かそう」と意気込む声が上がる一方で、「今回のメンバーを見ると大敗を喫する予感」「予想は1-3で日本の勝利」と弱気な声も見られる。

その他「ドイツから札幌に直接向かえば良かったのに…」「言い訳がましいな。日本も先発メンバーの多くが海外組だったのに。日本人は飛行機移動じゃなかったというのか?」と指摘する声もあった。(翻訳・編集/堂本

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