中国のワクチン援助を称賛したカンボジア首相夫妻、接種したのは英アストラゼネカ製―台湾メディア

Record China    2021年3月22日(月) 19時20分

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台湾メディアの新頭殻は、カンボジアのフン・セン首相について、「中国が援助した新型コロナワクチンについて『最も安全』との談話を発表しておきながら、妻と共に接種を受けたのは英アストラゼネカ製」と報じた。

台湾のネットメディアの新頭殻(Newtalk)は21日、親中派指導者であるカンボジアのフン・セン首相について、「中国が援助した新型コロナワクチンについて『最も安全』との談話を発表しておきながら、妻と共に接種を受けたのは英アストラゼネカ製」と報じた。

記事によると、カンボジアは先月、中国から提供された中国医薬集団(シノファーム)製の新型コロナワクチン60万回分を受け取った後、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製のワクチンも調達し、こちらは26日に到着予定だという。

記事は、フン・セン氏が19日、感染状況とワクチン接種計画について重要談話を発表し、中国製ワクチンについて「最も安全で、これまでのところ、すべての接種者に副反応は出ていない」と述べたことを紹介した上で、「そう言いながら、フン・セン氏は4日にアストラゼネカ製のワクチン接種を妻と共に受けたことを明らかにしている。(米国の中国語ニュースサイトの)多維新聞の指摘によると、フン・セン氏は、国際的に認められたワクチンのみを受け入れるとし、『ガンボジアはごみ箱でもワクチンの実験場でもない』と発言するなど、中国製ワクチンを信頼していないことを間接的に認めた」などと報じている。(翻訳・編集/柳川)

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