2014年4月29日、鳳凰網によると、英紙デイリー・メールは、韓国などを中心に大流行している美容整形手術について、「社会も反省すべき」と報じている。

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整形大国と称される韓国では、国民の77人に1人が整形手術を受けたことがあるという。また、美容整形を受けるために韓国を訪れる女性も多く、中国では09年、手術を受けて帰国した際の顔がパスポートの写真と違いすぎたため税関でトラブルになった女性が23人もいた。

現在、世界の多くの女性が西洋的な美を是とする罠に陥っている。整形すれば、狭い意味では“美しく”なり、男性から愛される機会も増えるかもしれないが、自己の特徴を失わせてしまう。人としての魅力は、鼻の形や顎の曲線だけに限られるべきではなく、伝統や性格、個人の経験の積み重ねなどに基づくものである。

整形によってうわべだけを変えようと思っている女性たちには、整形後に向き合うべきさまざまな影響を十分に考えてもらいたい。外見だけで人を判断するのはいつの世でも非難される習慣である。持って生まれた容姿に不満を抱き、苦痛を伴う手術を受けてまでも自身の外見を変えたいと思う女性たちが存在することについて、彼女の周囲の人々や社会は反省する必要はないのだろうか？加えて、世界の女性がたった一つの美の基準に向かって変わってしまったら、何ともつまらない世の中になってしまわないだろうか？（翻訳・編集/HA）