新型コロナワクチンの安全性、中国系がトップ4独占?SNS上でガセネタ拡散―仏メディア

Record China    2021年3月16日(火) 17時20分

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SNS上で最近、「新型コロナワクチンの安全性、中国系がトップ4独占」などとして拡散している中国語による情報はガセネタであることが確認されたと、仏RFIの中国語版サイトが伝えた。資料写真。

SNS上で最近、「ドイチェ・ヴェレの報道」として「新型コロナウイルスワクチンの安全性ランキングで、中国のワクチンがトップ4を独占した」などとして拡散している中国語による情報はガセネタであることが確認されたと、仏RFIの中国語版サイトが15日付で伝えた。

拡散しているのは「著名なドイツの反中国メディアのドイチェ・ヴェレが出どころの、世界の10種類の新型コロナワクチンの安全性ランキングで、トップ4は意外にもすべて中国のワクチンだった。1.シノファーム(中国)2.シノファーム(中国)3.シノバック・バイオテック(中国)4.カンシノ・バイオロジクス(中国)5.アストラゼネカ(英国)6.ファイザー(米国・ドイツ)7.モデルナ(米国)8.ジョンソン・エンド・ジョンソン(米国)9.ノババックス(米国)10.スプートニクV(ロシア)」などというもの。

台湾のネットメディアの新頭殻(Newtalk)によると、ドイチェ・ヴェレの報道はこれらのワクチンを順番に紹介したものであって安全性のランキングなどではなく、ドイチェ・ヴェレは新型コロナワクチンの安全性のランキングについて報じていないこと、また拡散した情報に添えられていた図表などもワクチンの安全性ランキングとは無関係であることから、拡散した情報はガセネタであることが確認されたという。(翻訳・編集/柳川)

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