10キロ走大会に参加の男性、レース途中で2度殴り倒されるも2位でゴール―陝西省西安市

Record China    2014年4月28日(月) 15時24分

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28日、華商報は、27日に陝西省西安市で行われたマラソン大会に参加していたある男性が、レース中に2度殴り倒されながらも2位でゴールしたと伝えている。

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2014年4月28日、華商報は、27日に陝西省西安市で行われたマラソン大会に参加していたある男性が、レース中に2度殴り倒されながらも2位でゴールしたと伝えている。

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甘粛省蘭州市から来た張宝強(ジャン・バオチアン)さんは、同じコースを2周する10キロのレースにエントリーしていた。レースが始まり、800メートル付近に差しかかったとき、後ろを走る選手が張さんの足を引っかけてきた。張さんは最初、距離が近いためにぶつかっているのだと思い、「もう少し距離をとってくれ」と言ったが、相手は無言だった。

しかし、しばらくするとまた同じ選手が張さんの足を引っかけてきたため、張さんは文句を言った。すると、相手の選手は張さんを引きずり倒し、殴りつけ足蹴にしたという。係員が止めに入ったことで、張さんはレースに復帰したが、相手の選手の行方はわからなくなった。しかし、張さんの悪夢はこれで終わらなかった。

2周目のちょうど同じ辺りに差しかかったとき、先ほどの選手がどこからか仲間を連れて現れ、再び張さんを引きずり倒し、殴りかかった。さらには張さんのゼッケン番号をちぎって持ち去った。このときも、係員が止めに入り、張さんはレースに復帰。殴りかかった人物らはすぐにその場から逃げ去った。

張さんはゼッケンのないままゴールしたが、大会委員会に事情を説明し、2位の記録は認められた。張さんは「5分くらいロスした。殴られていなければ1位になれたと思う」と話している。また、張さんの家族は「宝強は各地の大会で好成績を収めている。つい先日の試合でも優勝した。目を付けられていたのだろう」とし、「殴った人物は必ず見つける」と話している。(翻訳・編集/北田

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