Record China 2021年3月3日(水) 16時20分
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「サッカーの王様」の呼称で知られる元ブラジル代表のペレ氏(80)が中国製の新型コロナウイルスワクチンを接種したことが中国でも伝えられ、注目されている。
中国メディアの環球網や観察者網は3日、SNS微博(ウェイボー)への投稿で、ペレ氏が2日、自身のSNSで、注射を受けながら反対の手で親指を立てるポーズの写真を公開し、「忘れられない日になった」などとコメントしたことを伝えた。
また、ペレ氏が接種したのは、中国の製薬大手、科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発したワクチンだとし、「その有効性と安全性はブラジル政府と医療専門家によって認められており、ブラジルで集団接種用に使用される最初の新型コロナウイルスワクチンとなっている」などと伝えた。
この投稿のコメント欄を見ると、中国国内でシノバック製ワクチンが承認された際、対象年齢は18~59歳となっていたことや、北京市でも現在、18~59歳が接種対象となっていることなどもあってか、「なぜ80歳のペレ氏が接種?」「60歳以上の接種は推奨しないという話では?」「社区(コミュニティー)の医師は65歳以上は接種できないと言ってたけど」「中国でも60歳以上はまだ接種してないよね」などの声が寄せられていた。(翻訳・編集/柳川)
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