日中サッカーの差がデータで明らかに、中国にとっての「病原」は?―中国メディア

Record China    2021年2月20日(土) 20時20分

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19日、中国のスポーツメディア・PP体育は「データを見ると日中両国のサッカーの差が明らかになる」とする記事を掲載した。

2021年2月19日、中国のスポーツメディア・PP体育は「データを見ると日中両国のサッカーの差が明らかになる」とする記事を掲載した。

記事は、日本のサッカー指導者数が8万4352人に上り、高校のサッカーチーム、選手数が男子は4038チーム16万2397人、女子が667チーム1万991人となっていることを紹介。一方、中国では指導能力を持つコーチが3万人前後で、選手の数はプロ選手にユース選手を足してようやく10万人を超える程度だとし、「コーチの数も選手の数も、日本は中国のおよそ2倍だ」と伝えた。

そして、日本ではすでに99回開催されている全国高校サッカー選手権が著名選手の登竜門的存在となっており、先日豪Aリーグのメルボルン・ビクトリー戦で2ゴールを挙げて脚光を浴びたブリズベン・ロアーFCのMF檀崎竜孔も2018年に青森山田のエースとして同選手権に出場し、優勝の原動力となったことを紹介している。

記事はその上で、ユース育成が中国サッカーにとっては泣き所であるとともに実力向上を阻む「病原」であると指摘。今年は中国スーパーリーグで厳しい年俸制限ルールが適用されたことにより「金満サッカーが終わりを告げることになる」とし、クラブは必然的にユース育成に力を注ぐことになるだろうと予想したほか、中国サッカー協会も全国的なユースサッカー大会の制度作りに乗り出しており、今後ユース育成体制の充実により優れた才能を持つ若手選手が台頭してくることに期待を寄せた。(翻訳・編集/川尻

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