2014年4月23日、中国新聞社（電子版）によると、韓国南西部・珍島沖で起きた旅客船「セウォル号」沈没事故で、韓国では事故発生と不十分な対策の責任を取り、内閣総辞職を求める声が広がっている。

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韓国・中央日報によると、内閣総辞職を求める声は野党だけでなく、与党セヌリ党内からも上がっているという。朴槿恵（パク・クネ）大統領に近い与党のベテラン議員は「民意をくみ取り、官僚中心の社会を変えるため、全面的な改革が必要だ」と主張。内閣は任務を遂行する能力があるか否かを改めて確認し、総辞職をすべきだと表明した。

内閣改造・総辞職は合同捜査本部の調査結果をみてから行うべきだとの声がある一方、「6月の地方選挙前に踏み切るべきだ」との声も根強い。「改造するのであれば単なる首のすげかえではなく、国全体を系統的に改革に導く方法をとり、社会に根本的な変化が表れなければならない」とする意見も出ている。（翻訳・編集/AA）