2014年4月23日、韓国・珍島沖で旅客船「セウォル号」が沈没した事故で、シンガポール華字紙・聨合早報は、乗組員が「専用通路」を使って脱出していたことが明らかになり、韓国国内で非難を浴びていると伝えた。新華網が伝えた。

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韓国の合同捜査本部は22日、新たに1等航海士2人、2等航海士1人、機関長1人の計4人を、船員の行動規範を定めた「船員法」に違反したとして逮捕した。イ・ジュンソク船長を含め、逮捕者は計7人となった。

1等航海士の供述によると、この航海士は船体が傾き始めると、他の船員に電話で脱出するよう指示。船員だけが入れる通路を使って3階に至り、他の船員と合流した後、船から脱出したという。

別の1等航海士も、この専用通路は船の一番下の機関室と上部の船室をつなぐもので、乗組員しか通ることができないと話している。（翻訳・編集/NY）