2014年4月22日、環球網によると、韓国メディアは、韓国船「セウォル号」の沈没事故で乗客を置いて逃げ出した船長らに対する批判が収まりを見せないと報じている。

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東亜日報は21日、イ・ジュンソク船長が4年前にメディアの取材を受けた際に「乗客は乗務員の指揮に従うことが何より安全」と話していたことを紹介。「しかし4年後、船長は事故が起きると真っ先に逃げ出し、乗客の安全など眼中になかった」としている。

また、朝鮮日報は「船長は清海鎮海運会社と1年間の契約を結んでいるだけだった」と指摘。「業界内では、契約船長は一般的に部下たちに見くびられる。船長の威厳を発揮するのは難しかった」とした。専門家は「船会社は人件費削減のために契約船長を雇っていたのだろう」と話している。（翻訳・編集/北田）