<韓国船沈没>韓国政府が露呈した「未熟さ」、管理システムは20年前のレベル―中国メディア

Record China    2014年4月22日(火) 16時3分

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21日、中国日報網は「韓国沈没船の乗客の人数が繰り返し訂正されるのはなぜか」と題する記事を掲載した。写真は中国の事故報道。

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2014年4月21日、中国日報網は「韓国沈没船の乗客の人数が繰り返し訂正されるのはなぜか」と題する記事を掲載した。

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韓国メディアは、韓国旅客船「セウォル号」の沈没事故後、韓国政府が繰り返し乗客の数や情報を訂正していることについて、政府の事故処理の未熟さが露呈したと指摘。その主な原因として、政府が現在用いている乗客情報管理システムが20年前のレベルのものだということを挙げている。

1995年、当時の海運港湾庁は乗船券を購入する際、身分証を提示しなければならないという制度を廃止し、購入者が個人情報を記入する方式の管理制度を施行した。これにより、海難事故が発生した際、より正確に乗客の人数を把握できるとされていた。しかし、個人情報の記入は義務ではないため、実際に記入する乗客は多くはなかった。それから20年後の現在は、個人情報の記入が義務化されているが、依然として記入は購入者本人が行う。

「セウォル号」の運営会社である清海鎮海運会社が提出した乗客名簿を見ると、80人余りの乗客しか乗船券に個人情報を記入していない。特に33人の貨物車両のドライバーのほとんどが携帯電話の番号も記入していなかった。また、船会社や港の検査員も時間短縮のために細かくチェックしていなかったことで、乗客の情報を正確に把握できないという事態が引き起こされたのだ。(翻訳・編集/北田

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