<韓国船沈没>経済力は先進国レベルになったのに…公共安全ではいまだに「暗黒時代」―韓国紙

Record China    2014年4月21日(月) 7時10分

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19日、韓国では政府のお粗末な救出活動など多くの問題が露呈し、国民の怒りが高まっている。写真は韓国船沈没事故。

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2014年4月19日、環球時報によると、韓国世論は公共安全領域では韓国はいまだ「暗黒時代」にあると指摘している。

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16日に韓国で起きた客船セウォル号の沈没事故。避難誘導をせず我先に逃げ出した船長、遅々として進まない政府の救出活動に韓国世論は怒りを露わにしている。「橋やデパートの倒壊、地下鉄火災が頻発した1990年代に戻ったようだ。当時も今も結局は人災だ」とはある韓国人学生のネット掲示板での書き込みだ。

韓国紙はタイタニック号の沈没事故と比較した。1912年に北大西洋で起きたタイタニックの事故では救助率は32%だったが、21世紀に韓国近海で起きたセウォル号の事故でも救助率は37.8%とほとんど変わらない。しかもタイタニック号の事故では船員らは最後まで船に残り、乗客の避難を助けていた。「これこそ1912年の英国と2014年の韓国の“国の格”の差だ」との書き込みもあった。

また、別の記事ではこう嘆いている。韓国の1人当たり国民収入は2万6000ドルに達し先進国レベルに近づいたが、政府はいまだ不明者の数すら確認できない。造船や携帯電話では世界一流レベルに達したが、公共安全分野ではいまだ「暗黒時代」ではないか、と。(翻訳・編集/KT)

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